YAMATO CREW

NEWS

BACK

【はじめてヤマトを知るあなたへ】 ファン座談会の模様

2010.01.07

ヤマトクルーをご覧の皆様

新年明けましておめでとうございます。
こちら、ヤマトクルー運営事務局でございます。1984年から開催されている自主イベントである「ヤマトパーティ」(ヤマトオンリー同人誌即売会&ファンの集い)の実行委員会スタッフをはじめ、参加サークルの代表や一般参加者であるヤマトファンの皆様にお集まり頂き、座談会を開催いたしました。
その速報をお届けします。復活篇からヤマトを知った方々、旧作からのヤマトの魅力が詰まった内容になっていますので、ぜひ読んでいってくださいね。

●ヤマトの思い出
ヤマトクルー運営事務局本部にお集まりいただいた皆様と真剣にヤマト談義。
その熱気に終始押され気味の運営事務局(汗)
そんな熱気のなか、おもしろエピソードがいっぱい飛び出しました!!

宇宙戦艦ヤマトがTVシリーズとして、はじめて世に送り出された1970年代。
アニメブームのパイオニアであり、今なお多くの人の心をつかんで離さない「宇宙戦艦ヤマト」はここから始まりました。
しかし、放映当時からヤマトは熱狂的な人気を得たわけではありません。
当時ヤマトファンであることは、マイナーな選択肢であったそうで、家族間でチャンネルの取り合いには勝てず、学校の友達は同じ時間帯に放映していた「アルプスの少女ハイジ」や、「猿の軍団」に夢中だったそうです。

また、女性会員の方からこんな発言も。
「アニメ放映当時、女の子の中ではアルプスの少女ハイジが流行っていて、ヤマトを好きな女の子なんていなかった」
「三つ隣のクラスの男の子しかヤマトを見ていなかった。だから、テレビ放送の翌日には、その男の子にヤマトの話をしにいったんです。そしたらその男の子と変な噂が立ちました(笑)ヤマトの話がしたかっただけなのに。」

ファンは強い。ヤマト愛にあふれる会長さんは数少ないヤマト仲間と新しい遊びを次々と開発。
「当時流行ったのは、腐って膨らんだ給食の牛乳パックを遊星爆弾と称して投げ合う遊びでした!」

中学生の想像力をおおいに刺激したTVシリーズだったようです。
また、ある会員さんは放映当時三歳でしたが、ヤマトについて三つの記憶があるそう。
「発進のシーン」「冥王星がとってもきれいに見えた」「相原君の宇宙遊泳」
おすすめの相原君の宇宙遊泳は、当時のアニメ描写では斬新でした。物心ついていないときから、ヤマトはファンのDNAとして刷り込まれています。
この三つのシーンが気になる方は、ぜひTVアニメシリーズをチェックしてください。

●新しい世代のヤマトファンへ
宇宙戦艦オフィシャルコミュニティ・ヤマトクルーは、古くからヤマトを知るファンと、新しいファン層が共存できる場を目指しています。嬉しいことに、古くからのファンであるヤマトパーティの方々も、新しい世代にヤマトが広がっていくことを快く思ってくれていました。

そして、新しい世代のファンへ伝えたい「ヤマトの魅力」とは?
「どんな状況になっても諦めないことを教えてくれる。全シリーズに共通するヤマトismだと思います。」
「復活篇だけ見た人へ。旧シリーズをぜひ順番に見てほしい。復活篇のあのシーンやこのシーンをもっと膨らませて解釈できる。そして、38歳になった古代進の言葉の重みを感じてほしい。」
「ヤマトはただ単に戦争のアニメではありません。むしろ人間ドラマを主軸に置いています。女性でも、共感できる部分はあるし、もしかしたらキャラクターに恋をするかも」

多くのファンの思いを乗せて、宇宙戦艦ヤマトは復活しました。
そして、ヤマトファンの数だけ、愛すべき歴史があります。歴史を知れば知ったぶんだけ、さらに奥が深くなる。ファンの繋がりの中で、ヤマト愛が育まれる。オフィシャルコミュニティ・ヤマトクルーは、そのきっかけとなるためにも「資料室」での学びのコンテンツ、談話室でのコミュニケーションの場を用意しております。

宇宙戦艦ヤマトを愛するすべての人へ、そして素晴らしさに触れる機会を提供したい、と強く再認識した座談会でした。
座談会に来ていただいたヤマトファンの方々、誠にありがとうございました!
今後ともヤマトクルーを宜しくお願い致します。

ヤマトクルー運営事務局