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『宇宙戦艦ヤマト2199』キャラホビ2012に出展決定!

2012.08.03

加藤直之氏のヤマトライブペインティングも実施!
「たっぷりヤマトーク~キャラホビ出張版~」も開催。

【開催概要】
 ■日 時 :2012年8月25日(土)/ 26日(日) 10:00~17:15(予定)
 ■場 所 :幕張メッセ国際展示場 1・2・3ホール
 ■主 催 :C3xHOBBY 2012実行委員会
 ■公式ホームページ(http://www.chara-hobby.com/

『宇宙戦艦ヤマト2199』の大型イベントへの出展がまたまた決定いたしました。
キャラホビ2012に出展決定です。噂の5Mヤマトも当然展示。
その他企画も内容盛りだくさんとなっております。ぜひご来場ください。

1.「たっぷりヤマトーク~キャラホビ出張版~」 8月26日(日)12:30~13:30
「第一章・第二章とチケットの即日完売が相次ぎ大人気の「たっぷりヤマトーク」。
その出張版がキャラホビ2012に登場です。
今回劇場で実施した「たっぷりヤマトーク」よりも時間を延長しています。
さらに濃い話を聞ける機会です。どうぞお楽しみに!」
ゲスト:出渕裕総監督 他

2. 加藤直之氏、ヤマトライブペインティング 
8月25日(土)11:00~17:00 / 8月26日(日)11:00~17:00(予定)
『宇宙戦艦ヤマト2199』ではBD・DVDのスリーブイラストを担当されている加藤直之氏が、
皆さんの目の前で全長5メートルのヤマトの絵に挑戦します。
魂のライフ‶ペインティンク″をお楽しみください。


加藤直之氏描きおろし ライブペインティング図

■加藤直之氏プロフィール
1952年生まれ。浜松市出身。
SFやファンタジーを得意とする画家/イラストレーター。
株式会社スタジオぬえ所属。日本SF作家クラブ会員。
22歳のときスタジオぬえの宮武一貴、松崎健一とともにテレビ放映された『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)にメカニックデザイン担当として参加。数多くの設定画を仕上げた。ヤマトを後ろから見たいわゆる後方パース(艦橋構造物の「背中」部分)やガミラス戦車、ヤマトの修理風景なども加藤氏のデザイン。1977年に早川書房から発売された文庫版『宇宙の戦士』(ロバート・A・ハインライン)のイラストを宮武&加藤コンビで担当。『宇宙の戦士』に描いた「人が着る戦闘マシン『機動歩兵』(パワードスーツ)の設定やデザインが富野由悠季監督『機動戦士ガンダム』(1979年)のモビルスーツに大きな影響を与えたのは有名なエピソード。その後も多くの書籍の装画や挿絵を担当。アニメ『銀河英雄伝説』(1988年)では、プロデューサー田原正利氏と『銀英伝』の監督に決まっていた初代ヤマトの演出を担当したアニメーター石黒昇氏(2012没)二人の要請でラインハルトの旗艦『ブリュンヒル』を始め、数十隻の宇宙戦艦や宇宙戦闘機、要塞などを デザインした。『ヤマト2199』では、DVDスリーブイラスト、映画のパンフのギャラリーページ、劇場公開時に配布される特典エンブレムシールの台紙などを担当している。初代ヤマトに参加していた宮武氏とともに、2199スタッフの中では最年長となる。

3.加藤直之氏描下ろし劇場入場者プレゼントのシール台紙のイラストを会場で初公開

4.聖悠紀先生の幻の原稿を展示
「1974年当時、雑誌「テレビらんど」に掲載された聖悠紀先生によるコミカライズ「宇宙戦艦ヤマト」。これまで一度もコミック化されていなかった貴重な原稿を13枚展示します。
※会場に展示する原稿は複製原稿です。

5.キャラクターやメカニックの設定画や、宣伝素材に使用した画像を公開
コスモファルコンの発進シーンや地球艦隊の設定などメカニックのギミックなども展示の予定です。

6.ヤマト関連の作例・ディオラマ展示
電撃ホビーマガジン・月刊ホビージャパンが作り上げた作例やディオラマを多数展示いたします。
ディオラマで著名な山田卓司氏のディオラマや、ヤマトのモデラーとして有名な桜井信之氏の作例も
多数展示の予定です。

7.「宇宙戦艦ヤマト2199」のグッズ先行発売
『宇宙戦艦ヤマト2199』のグッズを販売いたします。
一部先行発売の商品もございます。詳細は後日発表いたします。

8.バンドルチケット販売
ローソンチケットで、オリジナルクリアファイル引換券付きの前売り入場券を発売中。

詳しくは、下記URL参照ください。
http://www.chara-hobby.com/ch2012/ticket.php
注:展示内容・イベントなどは予告なく変更になる可能性があります。

■加藤さんからコメントをいただきました。
『ライブペイントの醍醐味』
ライブペイントの面白さを知ったのは2007年、アジアで初めて開かれた第65回世界SF大会のアートショーでのこと。会場となったパシフィコ横浜のホールの一角で、アメリカから来日したSFイラストレーターのマイクル・ウィラン、ボブ・エグルトンと一緒にライブペイントをやったのです。  

十数枚のキャンバスを3人で、それも描く途中の段階でとっかえひっかえ、ライブ演奏を楽しむミュージシャンのように作品を仕上げていきました。観客は手を伸ばせば触れるくらいの距離にいます。時には観客から「お題」をもらったり観客を驚かせるため、そして同業者であるマイクルやボブを驚かすためだけに、あえて絵の内容を別の方向へ変えちゃうこともありました。そして、そのとき描いた絵のうちの一枚が、会場で行われたオークションで300万円で売れたのです。 何がおこるかわからないライブペイントの面白さや緊張感はとても新鮮でした。そんなライブペイントには、物理的な、ある特徴があります。

制作時間が限られているのです。  

通常なら、イベントの会期内の短い時間内に描かねばならないという制約は欠点にも見えますが(横浜の世界SF大会では2時間でした)ライブペイントは、観客の皆さんの目の前で描くことと、制作そのものを直接見てもらうことに主眼をおいていて時間がきたら「はいそこまでですー」と強制的に終了になります。これは演じる側としてはとっても嬉しい企画でもあります。その時間内だけ精一杯頑張ればいいのですから。  

さて、絵は、当たり前のことですが、(通常は)完成してから発表されたり印刷されたりします。完成してしまったらその制作過程は、意識して写真にでも撮っておくか、そうでなければレントゲン写真でしか見ることしかできません。しかし、絵は完成してからよりも、それも描き始めの頃のほうが、画家の気持ちや感情や、そして悩んだりした箇所が端的に現れているもの。ライブペイントはそんな完成する前の制作過程を、積極的に楽しんでもらう場でもあるのです。  

下書きを終え、色を塗り始めたとき。この段階がいちばん絵は大きく変わっていきます。大きな筆使いでヤマトの輪郭を描いたり主砲や艦橋構造物の位置を決めながら(なんたって5メートルですから)描いているときがいちばん変化が(僕の移動も)大きいでしょう。仕上げに近づくほど、狭い範囲の細部の描き込みが増えることになり、絵全体の変化は乏しくなり(僕も一カ所にとどまることになり)、作業時間もどんどん増えていきます。パソコンで描けば比較的簡単なパルスレーザーの砲塔や砲身は、キャンバスに絵の具で描く場合は大変なだけかも。  

初日の作業で見えていた試行錯誤は、船体の曲面が整い、溶接の細い線の継ぎ目が整う頃には、やっぱり絵の下に塗りつぶされてしまうかもしれません。  

こういった制作過程を現場で、目の前で観ていただく。画家のアトリエを訪問したりそんなテレビ番組や雑誌を見ることでも似たようなことが可能ですが、ごく限られた人や、放送やネットなどのモニターや誌面を通して、になってしまいます。  

それならば画家のほうから「アトリエを出前する」というのがライブペイントなのです。

『5メートルのヤマトを描いてみたい』
横浜の世界SF大会でライブペイントの醍醐味に取り付かれた僕は、翌々年の2009年の(今度は)日本SF大会の会場で栗本薫さんのファンタジー『グイン・サーガ』の主人公の等身大の絵に挑戦することになりました。グインは3メートルの巨人です。キャンバスも自分の仕事場で作業するには無理な大きさをあえて選んだのです。翌年、2010年のSF大会では、等身大の機動歩兵。2011年のSF大会では、等身大の長身の美女。  

そして、今年2012年には、ついに何を描くかが決まらないままSF大会の開催日が近づいてきました。3枚も縦長の絵を描いたのだから、等身大というテーマからは外れるけど、そろそろ横長の絵も面白いかも。それもヤマトを描いたらどうかと考えていたところでした。しかし今年のSF大会は北海道の夕張市が会場で、締め切りがたくさん重なっていていけそうもないことがわかったのです。  

それでも、ヤマト2199の公開年の盛り上がっている今年のタイミングでどうしてもヤマトを描きたかった。少しでも多くの人に見てもらいたいし、ヤマトなら確実にたくさんのファンがいます。ぼくも、自分が好きなヤマトを、どこから描き始めてどんな風 に描いていくかを見てもらえます。  

ここでなぜ5メートルなのかも説明しておきましょう。ネット通販で幅1.6メートル、長さ5メートルのロールキャンバスが売られていたからですが、その大きさが、展示したり、見たり、そして描いたりする限界だろうと思います。それでも5メートルは巨大です(今回、同じキャラホビの会場でやはり同じ5メートルのヤマトの模型が展示されます)。 ヤマトの形状は、あちらこちらに微妙なラインは持っていますが、中央の艦橋構造物だけが上下に出っ張っている以外は細長い船体だから、絵に描くヤマトの面積だけなら、二日間でもなんとかなりそうです。    

模型と違って保管や運搬も簡単です。もともとロール状で売っているキャンバスなので、作業後に、もう一度くるくる丸めて梱包します。これはキャンバス(とアクリル絵の具)だから可能なこと。だから今回、キャンバスは木枠に張らずに壁にテープで固定します。あえて完成させないライブペイントは、この点でもとても優れた方式なのです。

『スタッフからの会場でのお願い』
ライブペイントでは、その制作過程を記録するために、静止画と動画の両方を撮影することになります。
観客の皆さんが画面に映り込んだまま映像が配信される可能性があります。ご承知おきください。  

加藤氏の希望により、ライブペイント中の撮影はご自由に行うことができます。ツイッターやフェースブックでの公開もオーケーです。会期中、加藤氏は適時トイレ休憩、昼食休憩をいただきます。そのときに絵の前で記念撮影をどうぞ。